ヒフの日

三大美容成分を高める線維芽細胞とは?

私たちの肌のハリ・ツヤに必要なコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸。この3つの成分は肌を構成する三大要素と言われています。この三大美容成分を作り出している重要な細胞「線維芽細胞」。この細胞がスムーズに働くことでハリのある若々しい肌が保たれます。

ヒフの日通信2月号では、線維芽細胞の働きと、働きを活性させる方法について紹介します

 

線維芽細胞とは?

線維芽細胞は、若々しさを保つ3大美容成分コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作り出しています。健康で若々しい肌を保つためには、線維芽細胞を増やし、体内で美容成分をたくさん供給できる状態にしておくことが大切です。

私達の皮膚は、主に「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層に分かれており、線維芽細胞が存在するのは「真皮」の層です。

「真皮」は皮膚の大部分を占めており、その厚さは平均すると約2ミリ。そしてその「真皮」の大部分は、線維芽細胞が作り出す以下の三大美容成分で構成されています。

 

コラーゲン

皮膚内で網目状に存在して皮膚を支えているタンパク質の繊維です。引っ張りに対する強度が高く、伸びたり縮んだりしにくいという特徴を持ち、「肌のハリ」に関与している成分です。真皮の70%はこのコラーゲンが占めており、コラーゲンが減ると、肌にハリがなくなってしまいます。

エラスチン

コラーゲンと同じくタンパク質の繊維です。コラーゲンと違ってしなやかな伸縮性があるため、「肌の弾力」に関与している成分です。さらにエラスチンには、コラーゲンの繊維同士を結び付けて繋ぎとめる働きもあります。エラスチンは真皮のうちの5%を占めており、コラーゲンと共に真皮の構造を支えてくれています。

ヒアルロン酸

細胞同士を繋ぎとめるゼリー状の物質です。ヒアルロン酸が1gあるだけで6Lもの水分を蓄えられるほどの保水力があり、「肌の潤い」に関与している成分です。真皮内ではコラーゲンやエラスチンの隙間を埋め尽くすように存在して、肌の土台を支えてくれます。

この3大美容成分は、線維芽細胞が活発に働くことで成分の新陳代謝がスムーズに行われ、ふっくらとハリのある若々しい肌が保てるのです。

 

さらに線維芽細胞の働きは、美肌成分の生成だけではなく、血管の健康状態を守ったり、美肌に必要な女性ホルモンを作ったりもします。肌が傷ついた際は、傷ついた部位へと移動してコラーゲンの生成量を増やし、傷の治癒を早めてくれるなど、たくさんの働きを担っています。

 

線維芽細胞が減少する原因

美容にとって欠かせない線維芽細胞ですが、実は線維芽細胞の増殖力は40代で20代の頃の半分以下にまでなることが分かっています。さらに加齢以外にも、紫外線や乾燥、ストレスによっても働きが衰えていくため、人によっては早い段階でシワやたるみが発生しやすい肌になります。線維芽細胞の減少を抑えるには、生活習慣を整え、栄養バランスの良い食事、日々のスキンケア、生活習慣から肌を見直すことが大切です。

 

繊維芽細胞を増やす方法

スキンケアの見直し

線維芽細胞を守るためにはスキンケア、UVケアが重要です。紫外線を浴びると、皮膚は線維芽細胞を攻撃する活性酸素を増やしてしまいます。1年を通して紫外線対策をするとともに、線維芽細胞を活発にしてくれる成分が配合された化粧品を取り入れましょう。

線維芽細胞を活発にする成分

コラーゲン

ビタミンC

プロテオグリカン

レチノール

FGF

プラセンタ

イソフラボン

などがあります。その他にもダメージを受けてしまった肌に効果的な成分についてもご紹介いたします。

 

おすすめのスキンケア成分

レシチン

レシチンはリン脂質と呼ばれる脂質の一種で、細胞膜の主要な構成成分です。化粧品としては浸透性の高さから保湿効果や乳化作用、他の美容成分を肌へ浸透させる「リポソーム」の構成成分としても使用されます。リポソームとは、単層・多重層になった微小なカプセルのことを指します。カプセルの中に美容成分を閉じ込めて肌の奥に届けることが出来ます。

レチノール

シワやたるみを改善する効果がある美容成分。肌のターンオーバーを促進することでゴワつきやキメを整えて小ジワを滑らかにする作用があります。またくすみを改善し、肌のトーンアップも期待できます。ヒアルロン酸の合成やコラーゲンなどの産生を促して肌のみずみずしさとハリを育む効果もあります。人によっては刺激を感じやすい成分のため、レシチンの膜を持つリポソームに配合されたレチノールがおすすめです。

ナイアシンアミド

医薬部外品シワ改善有効成分として認証された成分。セラミドの生成を助けて肌の潤いをアップさせ、コラーゲンの生成を促し、シワを予防します。またメラニンの生成を抑えシミを防いだり、バリア機能改善、美白効果があります。

パンテノール

髪のハリ・コシを出す成分として有名なパンテノールですが、アプローチできるのは髪だけではありません。肌質を選ばすどんな人でも使いやすい美肌サポート成分として、さまざまな化粧品に含まれています。皮膚の弾力性や保水性を保つ効果があります。

 

生活習慣の見直し

線維芽細胞の減少を抑えるには、栄養バランスの良い食事、適度な運動と睡眠が重要です。健康的な生活は、ストレス減少にも効果的です。線維芽細胞を攻撃する活性酸素の増加を防ぐことにも繋がります。

レシチンで身体の内側から美肌へ!

美肌作りを語るうえで欠かせないレシチン。実は、身体の内側からも美肌作りをサポートしているってご存知ですか?

レシチンは、本来なら水に溶けない油(コレステロールや脂質など)を、水に溶かして混ぜ合わせる「乳化作用」をもっています。この「乳化作用」によって、血管や細胞・ホルモン腺の中の余分なコレステロールや脂質・老廃物を排出させるため、動脈硬化のリスク低減やホルモン分泌の正常化が期待できると言われています。この働きによって血流も良くなるため、肌にも栄養や酸素がきちんと行きわたり、美肌作りに繋がります。

レシチンは大豆や卵黄・レバーに多く含まれています。まだまだ寒く、お鍋の美味しい時季ですので、お豆腐をたくさん使う鍋料理がおすすめです♪

 

 

スキンケアアドバイザー
肌本来の自然治癒効果もとても大切な機能ですが、加齢とともに働きが衰えていきます。日常のスキンケア、生活習慣を見直すことで美肌を育む手助けとなりますので、是非参考にしてみて下さい♪

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