EBMレター

身体の中を見直す…不調・疲れを溜めない身体づくり

まだまだ寒い季節が続き、体調を崩しやすくなっていませんか?
病名がつかなくても、「ストレス社会」である現代では、なんとなく身体の不調を感じる方は少なくありません。

これらの症状が複数ある方は、もしかしたら『副腎』に負担がかかっているかもしれません。

ストレスと戦うために必要な副腎皮質ホルモン

肉体や精神にストレスがかかったときに出るホルモンのひとつに副腎皮質ホルモンがあります。
副腎皮質ホルモンは、副腎(腎臓の上にある三角形の臓器)で作り出されるホルモンで、その中の一つであるコルチゾールは、ストレスに対抗するために出るホルモンです。
ストレスがかかると、コルチゾールが分泌され、血糖値や血圧が一気に高まります。
本来は自分を守るために作られるホルモンですが、ストレスによって女性ホルモンの分泌を妨げてしまう作用があるので、美肌のためには過剰なストレスを溜めないことが大切です。
また、慢性的なストレスによってコルチゾールなどのストレスホルモンが過剰分泌されてしまうと健康に大きく影響を与えてしまうので注意が必要です。

  副腎に負担をかけないことが美肌へのポイント 

コルチゾールは、炭水化物、脂肪、タンパク質の代謝を制御する働きもあります。
副腎に負担をかけないよう、下記のポイントも心がけましょう。

食べる順番に気をつけましょう

空腹時にいきなりご飯を食べると血糖値が急上昇し、コルチゾールが分泌されます。
食事の最初には、炭水化物等の糖類ではなく、タンパク質や野菜から食べるようにし、急激に血糖値が上昇しないようにしましょう。
また、空腹時に甘いものを食べると最も急激に血糖値が上昇しますので避けましょう。

お酒の飲み過ぎに注意しましょう

アルコール分解にもコルチゾールは関わっています。
毎日飲酒をしている方は、週に2日は休肝日を設けると良いと言われています。

副腎疲労に効く、何より重要なことは『生活習慣の見直し』です。
『生活習慣の見直し』を行うことで、身体の自然治癒力もアップし、疲労した副腎の回復に繋がります。

生活習慣を見直し、冬も元気に頑張りましょう♪
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