EBMレター

抗酸化食材でいつまでも健康な身体づくり

近年、健康や美容・アンチエイジングについての関心が高まり、活性酸素抗酸化といった言葉を耳にすることが増えました。

私たちの身体を作っている何十兆個もの細胞が酸化すると、様々な機能に異常をきたします。
身体の酸化は、生活習慣病を含め多くの病気や老化の元とも言われ、それを引き起こす「活性酸素」は、生きている限り全身の細胞で発生し続けます。
普段の生活では、ストレス過多・タバコ・お酒・食生活の乱れ・紫外線などで、活性酸素が過剰に発生しやすくなっています。

身体には本来、活性酸素を抑える力『抗酸化力』がありますが、20歳前後を境に、加齢と共に年々衰えていきます。
そこで、抗酸化作用がある食材を積極的に摂り、活性酸素を抑える力を外から補うことがおすすめです。

抗酸化作用のある成分と多く含まれる食材

ビタミンE

「若返りのビタミン」と呼ばれ、体内で脂肪の酸化を予防し血管を丈夫にします

アーモンド・落花生・くるみなどのナッツ類、うなぎ、かつお、ごま油、アボカド、大豆など

ビタミンB2

「発育のビタミン」と呼ばれ、脂肪の代謝を助け、成長を促し、ビタミンEの抗酸化作用を高める働きがあります

レバー、牛乳、卵、チーズ、納豆など

ビタミンC

水溶性なので特に血液中など水分の多い場所で抗酸化力を発揮し、毛細血管や骨、軟骨などの結合組織を丈夫にします

グレープフルーツ・いちご・キウイなどの果物類、キャベツ・ピーマン・ブロッコリー・ほうれん草などの野菜類

ビタミンA・カロテン

眼に栄養を与え、皮膚や粘膜を丈夫にする働きを持ち、免疫防御系に作用します。

うなぎ、卵黄、レバー、にんじん、かぼちゃ、春菊、にら、青しそなど

ポリフェノール

ほとんどの植物に含まれ、約5,000種以上あるとも言われます。
強い抗酸化作用で、活性酸素を除去します。

赤ワイン、ウコン、大豆、コーヒー、玉ねぎ、緑茶、そばなど

美と健康は、1日にして成らず。
上記に挙げた食材を積極的に摂取して、抗酸化力の高い身体を保ちましょう!


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