ヒフの日

2つの重要ポイントで魅力的なオトナ女性のための徹底フェムケア♡

そろそろ蒸し暑さが増して、汗のべたつきなどで不快に感じる季節ですね。温度や湿度が高くなるこの時季は、フェムゾーンのかゆみ・ニオイといったトラブルに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。近年、「フェムケア」という言葉が広まりつつありますが、日本ではまだ正しい知識を持っている方は少なく、更年期を迎える頃に始めるものと思っている方もいらっしゃると思います。しかし、「フェムケア」に年齢は関係なく、若いうちに正しい知識とケアをする習慣を身につけることでフェムゾーンのトラブルを防ぐことにも繋がります。そこで今月は、どの年代の方にも行っていただきたい「フェムケア」について特集しています。まだ始めていない方は今から「フェムケア」を始めて、いつまでも若々しく魅力的な大人の女性を目指しましょう。

フェムケアの重要性

フェムケアとは、女性特有の身体の変化に対応するケアなど女性の身体や健康を維持・向上するため、膣周り全体のケアをする製品やサービスのことを指します。

*膣・外陰部・骨盤底筋など、最近では「フェムゾーン」とも言われる部分を指します。

女性の多くが経験するデリケートゾーンの「かゆみ」や「ニオイ」は、単なる不快感ではなく乾燥のサイン。また、膣の緩みによる「尿漏れ」も多くの方が気にされる悩みです。入浴中に膣内にお湯が入る感覚がある場合は、膣の緩みのサインかもしれません。これらの悩みには、適切な保湿ケアや骨盤底筋のトレーニングなど、日常的なフェムケアの習慣化が効果的です。継続的なケアで健やかなデリケートゾーンを維持しましょう。

保湿

フェムゾーンは常に下着や衣類で覆われているため、蒸れやニオイが気になる方が多いかもしれません。しかし、フェムゾーンの皮膚はまぶたよりも薄いと言われるほど非常に薄く、実は乾燥しやすい部分です。年齢と共に乾燥が進み、特に30代半ば頃からは女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、膣が萎縮する影響で膣壁や膣内膜の弾力がなくなり、硬く乾燥しやすくなります。膣内の粘膜が乾燥すると、傷つきやすくなったり自浄作用が低下して雑菌が繁殖し、かゆみやニオイにも繋がります。

こういったお悩みを予防するためにも、習慣的にフェムゾーン専用のミストなどで保湿ケアを行い、膣内フローラのバランスを整えるようにしましょう。

膣内フローラとは

膣内フローラとは、膣内に存在する細菌がお花畑のように集まっていること(細菌叢さいきんそう)を言います。主に乳酸桿菌かんきん群(ラクトバチルス)が膣内を弱酸性に保ち、カンジダ菌や炎症を引き起こす細菌を抑え、膣内を正常に保つ働きをしています。フェムゾーンの潤いが低下し膣内フローラのバランスが崩れると、炎症や嫌なニオイの元となる菌を増殖させてしまうので、膣内フローラを守るためにフェムゾーンの保湿が大切なのです。

フェムゾーンの保湿におすすめの成分

ハナビラタケエキス:ハナビラタケとは淡黄色~白色で、はなびらのような見た目をしているキノコの一種。栄養価が高く、スーパーフードの一つとしても知られています。非常に限られた生育環境で育ち、希少なため「幻のキノコ」と言われています。肌免疫に働きかけ、肌が本来持つ免疫力を高めます。肌の水分量や弾力アップも期待できます。

ポリグルタミン酸(PGA):納豆のネバネバ成分。肌表面に膜を作って外部刺激から守り、非常に高い保湿力を持っています。

フルボ酸:pH調整作用があるため、どのような肌質もバランスを整え、肌をすこやかに保ちます。また、抗酸化力もあり、フェムゾーンのくすみや黒ずみの解消も期待できます。最近では、フェムゾーン専用の保湿アイテムが充実してきて、持ち運びにも便利なミストや拭き取りシートなどもあります。保湿アイテムを選ぶ際には、このようなおすすめ成分も参考に、ご自身のライフスタイルに取り入れやすいものを選んでみてください。

 

骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋は骨盤の底にある筋肉群で、膀胱や子宮などを支える重要な役割を果たしています。40~50代頃になると骨盤底筋の衰えが顕著に表れ、尿漏れや姿勢の崩れ、腰痛などを引き起こしてしまいます。そこで、若いうちから骨盤底筋トレーニングをして鍛えておくことが重要です。

座っても立ってもできる!「骨盤底筋トレーニング」

座った姿勢でも立った姿勢でも行える「骨盤底筋トレーニング」をご紹介します。仕事中や授業中でもどこでも簡単に行えるので、以下の流れをマスターし、日常生活に取り入れてみてください。

【座って行う場合の姿勢】

イスに深く座り、背中と腰をまっすぐ伸ばします。

【立って行う場合の姿勢】

肩幅に足を開き、背筋をまっすぐ伸ばします。

①その姿勢のまま、息を吐きながら肛門・膣・尿道を締めます。身体の内側で上へ引き上げるようなイメージで5秒程度締めます。

②力を抜き、身体をリラックスさせます。

③1と2を10セット程、繰り返し行いましょう。

(慣れないうちは少ない回数から始めて、少しずつ増やしていきましょう。)

※肩の力は抜いてリラックスして行うことがポイントです。

肛門・膣・尿道を締めるイメージのポイント

 
・肛門:おならや便を我慢するイメージ

・膣 :肛門と尿道の間を意識する

・尿道:尿を我慢するイメージ

◎お腹やお尻、太ももなど他の部位に力が入ると効果が半減してしまうため、フェムゾーン周辺だけに力を入れるように意識しましょう。

スキンケアアドバイザー

フェムケアを始めるのに年齢は関係ありません。1日でも早くフェムケアを行うことで、素敵な大人の女性を目指せます。骨盤底筋トレーニングも、簡単に日常生活に取り入れられるのでトライしてみてください。それでも、正しく行えているのか分からないなど、不安に感じることもあるかと思います。イービーエムのスキンケアスタジオでは、最新の美容機器によるフェムケアもございますので、ぜひスキンケアアドバイザーにご相談くださいませ。

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